救急救命士と看護師ではどちらが難しいか、これは単純に比べることはできませんが、
国家試験の郷合格率だけで判断すれば救急救命士のほうが少し難しいでしょう。
看護師は看護学校でしっかりと学べば、殆どの人が国家試験に合格します。
救急救命士も救急救命士養成所などで学べば合格率は90%を超えはします。

しかし、救急救命士は前提として公務員試験に合格しなければなりません。
加えて、消防士として消防機関に就職するというハードルがあります。
このことによる看護師よりも救急救命士のほうが難易度が一気に跳ね上がります。

そもそも消防士になれる人というのが限られています。身体能力はもちろんですし、
視力などの健康状態も優良でなくてはなりません。
その上で国家試験にチャレンジするわけですから、看護師より難易度は高くて当たり前です。

ただ、出来ることというのは看護師のほうが幅広くなっています。
基本的に救急救命士は医師の助言なくしては勝手に処置することはできませんし、
そういった技能も看護師よりは少ないと言っていいでしょう。

なお、救急救命士のほうが就業人口は少なく、必要とされる人数も違います。
看護師は慢性的に人手不足ですが救急救命士はそうではありません。
常に病院で看護師として働くのと、普段は消防士だけれども必要に応じて、
救急救命士として仕事をするのとでは就業人口が違って当たり前ですし、
役割が異なるのは当然でしょう。