2015年9月アーカイブ

笑えない看護師のインシデント

こんな経験はありませんか?病院に行って点滴を打ってもらったら
しばらくして腕が真っ赤になって腫れていたなんてこと。
これは点滴の針が血管を外れて刺さったことで点滴が血管以外の
組織に染みだしていることで起こる症状です。
このようなレベルのミスはインシデントとまでは判断されないことが多いですが、
点滴の量を間違えたとか種類を間違えたとか、薬を取り違ったといったようなことは
看護師のインシデントとして処理されます。

インシデントはアクシデントとは異なり医療ミスではありませんが、
アクシデントに繋がる一歩手前のミスとして考えられています。
患者からすれば同じだ!っていう感情に繋がるのは間違いないことです。
この看護師のインシデントを甘く見ていると重大事故に繋がりかねないので、
笑えないというのが現実です。
インシデント=ヒヤリハットと同じ意味だと思ってください。

看護師の転職理由や退職理由でよくあるのがインシデントを起こしてしまったから
ということがあります。
人間ですから誰でもミスをすることはありますが、そのミスが許されないのが
医療現場の仕事といえます。
ですから、ミスが起こらないように改善していくためにもインシデントは重要な情報となり、
看護師の間で共有されなければなりません。
ミスを予防するためにも投薬や医療に関する知識を高め、確認作業の徹底を行います。
加えて疲労の蓄積による集中力の低下を防ぐこともインシデント防止に繋がります。